トールのメンチ [挿絵]
スリュムは前にかがむと、ヴェールの下をのぞきこみました。
彼女にキスするのを待っていられなかったからですが、とたんに巨人の王は、
あまりにびっくりして、館の端の方までとびすさって叫びました。
「あの眼!なぜフレイヤの眼はこんなにすさまじいんだ?まるで燃えている石炭のようだぞ」
「北欧神話物語」より
つまり、こういう状況だよね。
ミョルニルを返してもらうため、交換条件として本当はフレイヤを花嫁に、だったのに、
フレイヤに断られ、泣く泣く花嫁に変装してスリュムの元へ行くトール。
ごっつい赤ヒゲに先に気づけ、スリュム・・・(笑)
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